香り、味、コクの“黄金バランス”ブルーマウンテンコーヒー

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コーヒーの実が赤く色づきました

 ブルーマウンテン山脈では、2月~3月にかけて咲いた白い花が11月になると真っ赤に色づき、収穫の季節がやってまいります。
コーヒーの実は麓の町から高原の村へと標高をおって、まるで日本の桜前線のように、順次色づいていきます。真っ赤に色づいたコーヒーの実は、その色形から、コーヒーチェリー(サクランボ)と呼ばれており、まさに南国ジャマイカの桜前線です。日本の桜前線下では、お花見の宴があちこちで設けられ、活況を呈しますが、ブルーマウンテン山脈では生産者が一年間の生活をかけた収穫作業が展開されます。

このチェリーは寿命が短くて弱く、雨や風にさらされるとすぐに地面にたたき落とされてしまい、その価値を失い、同時にコーヒー農家の人々は収入も失います。
小さな農家では、子供を含め、家族騒動員で早朝より収穫に当り、中規模以上の農園では、収穫人夫の確保に奔走し、人夫の奪い合い、賃金の交渉があちこちで行われ、普段はもの静かな山村がこのときばかりは喧騒につつまれます。又、コーヒー生産者組合は少しでも多くのチェリーを確保するべく、大型、小型の集荷トラックをブルーマウンテン山脈津々浦々に走らせ、山全体が活気に満ち溢れます。
収穫されたコーヒーは、水洗工場・精選工場で選別・加工され、3月には日本に輸出され皆様のお手元に届きます。

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