香り、味、コクの“黄金バランス”ブルーマウンテンコーヒー

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ブルーマウンテン樽の話

コーヒーの中でも、樽詰めで輸出されるのはブルーマウンテンだけで、ほかのコーヒーは麻袋詰めで輸出されます。18世紀中頃から後のイギリスの植民地時代に、イギリスから船積みされた小麦粉などの空き樽を再利用し、コーヒーやラム酒などを入れて出荷したのが始まりといわれています。

ブルーマウンテン樽は、アメリカの温帯林の木材で、においがありません。樽詰するメリットは、木が内外の湿気を吸収・放出することによって、大きな変化を与えず、また、輸送時などに発生する急激な温度変化を緩和します。コストも手間も掛かりますが、樽は最高級コーヒーの品質を保持するための重要な役割を担っているのです。

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