2016年11月16日SCAJ2016
SCAJは、2004年からスタートし、今年で12回目になりました。ジャマイカコーヒー輸入協議会 <Association of Japanese Importers of Jamaican Coffee (AJIJC)>は、初回から出展し、ジャマイカコーヒーの啓蒙、普及、消費振興に取り組んで参りました。スペシャルティと言うよりも、伝統的な生産国のプレミアムコーヒーとしてのその存在を更に高めることに腐心し、PR活動に取り組んで参りました。多くの愛飲者がいることは、言うまでもなく、今回も多くの来場者の方々がブースにお立ち寄りになり、試飲されていました。
今回はブルーマウンテンとハイマウンテンを同時に試飲できるよう工夫し、提供させていただきました。皆様方は一様にゆっくりとその風味をかみしめる如く、たしかめながら、ほとんどの方々が、やっぱりブルマンね、おいしいね、と言うお言葉を発せられたのには、提供した者として冥利に尽き、やはりおいしいものは、おいしいんだ、とあらためて自信めいたものを実感できたのは、一抹の涼風でした。
2005年4月にジャマイカコーヒー輸出協会<Jamaica Coffee Exporters’ Assocaition (JCEA)>が設立され、それ以来AJIJCとJCEAの協同出展事業になり、規制緩和と相俟って、多くの生産者や輸出業者が参画するようになり、熱心さがうかがえるのは、喜ばしいことです。
が、裏腹に現在の日本国内市場環境は、小売価格が上がり、かなり厳しいものがあります。少し贅沢したい時に、無難に手に入るレベルに早く戻れば、と切に望む今日この頃です。
いずれにしろ、AJIJCは、これからもジャマイカコーヒーの消費振興に取り組み、愛飲家の皆様方が、気安く楽しめる市場環境が整うまでチャレンジして参ります。
はなはだ簡単ですが、ご来訪御礼、ご挨拶迄。
ジャマイカコーヒー輸入協議会
小委員会 委員長
小谷正則